始動
武蔵術の授業があと2週間で始まります。
インタラクティブ・イノベーションと、コンテクスチュアル・スタディーズ
それぞれ、1と2があるので、通年で合計4クラスです。
どこまでいけるかわかりませんが、今年も気合いを入れて頑張ります。
幾つかやってみたい事があります。
かなり漠然としていますが、忘れないように書いておきます。
まず、学生たちに、本当に何かを学べる場を提供すること。
実感として、何か大切なものを学べたと感じてもらうことです。
たとえば、スニーカーでサッカーをやっていた子供に
スパイクをはかせてあげるような、
地面をしっかりとつかんで走り回れるようになる、そんな授業にしたいです。
そのためには「気付き」の機会を意図的に作る必要があります。
次に、具体的な目標をインストラクターの間でまずシェアして、
「やるべきこと」や「言うべきこと」がぶれないようにしたいです。
そのためには、きちんと準備しないといけないなと思います。
昨年は良い意味でも悪い意味でも「勢い」で走り抜けた感じですが、
ことしはちゃんとしたレクチャーを何度かやりたいし、
学生達にもレポートやエッセイという形でフィードバックしてもらいたいです。
あとは、その記録を昨年以上にきちんととって、
最終的には書籍の形にまとめ、なんらかの形で社会に伝えてゆきたいです。
昨年度のまとめも冊子の形にまとまり、印刷もされる予定ですが、
単なる記録でしかなく、コミュニケーションツールになっていません。
やはり、第三者にも分かりやすい形でプレゼンできるようにしたいです。
そして最後に、自分自身が一番興味のあることを授業で扱いたい。
僕にとっての最大の関心は、いかに「価値」あるものを作れるかということです。
おおまかに、物事の本質的な価値と、それをとりまく文脈に分けて、
考えてゆきたいと思います。
あと2週間、仕込みを頑張ります。