50 Clinton St. Branding

The luxurious condominium in NYC’s Lower East side was modeled after the industrial buildings of 1920’s lower Manhattan. In contrast, the interior was designed in a chic modern style with just a hint of Art Deco. We quickly felt that the juxtaposition between the raw industrial materials of the exterior and the highly refined decor, and the stark contrast between old and new, a sort of timelessness define the very essence of this building. More than that, they were, in fact, rendering it extremely attractive.

It was around that timeless contrast that we created our design concept. Through hours of discussion, prototyping, and several presentations, one logo finally resonated with everyone. It was a clever marriage of the number 50 and the infinity symbol.

We proceeded to evolve the timeless essence in the marketing tools, and used the visual identity to connect the brand to the World through a corresponding website and accompanying literature and on site signage. The effort was very successful and resulted in 60% of the units—starting at $1 million—sold in the first month alone. It’s was even more astounding considering the fact that the building has not yet been built.

最近注目されているニューヨーク、マンハッタンの南西、ローワー・イーストサイドと呼ばれる地域に新築された高級コンドミニアム、50 Clinton St. （欧米ではビルのことを番地＋ストリート名で呼びます。）のブランディングを担当させていただきました。

建物は１９２０年代を彷彿とさせる工場のような外見をしていますが、内側はシックなアートデコ調の内装で統一されています。素材をそのまま使った「生」な外側に対して、「洗練」された内側のコントラストがこの物件の特徴だとすぐに理解しました。それで、この「コントラスト」をコンセプトにして色々なデザインやメッセージを考えましたが、なかなかクライアントの共感を得ることができませんでした。

何度も議論し、アイデアスケッチを重ねる中で、そのコントラストが象徴している「タイムレス」というコンセプトに行き着きました。この「タイムレス」（永遠）をコンセプトにしたロゴは、すぐに全員の共感を得ました。

投資物件としての高級コンドミニアムのマーケティングということで、ブランディングにも「即効性」が求められることもあり、「インフィニティ」というわかりやすいシンボルがマーケティング的にも正解だったのかもしれません。結果、キャンペーンは大成功で、最初の一月で６０％の物件が販売されました。最も安い物件でも１億円からという高級物件だったことを考えると、素晴らしい成果です。

コンセプトやフォームの美しさだけでなく、マーケティング視点でも効果的なブランディングとなりました。